JWDSFについて
特定非営利活動法人 パラダンススポーツアンドアートジャパン(JWDSF:Japan Wheelchair Dance Sports Federation)は、車いすダンスが障害者のスポーツとしてのリハビリテーション効果を追求して、高齢化社会での老人のスポーツとして、また楽しみとして障害者、健常者の境を外し、真のノーマライゼーションを確立させられる運動に発展して行くことを目的に設立された、特定非営利活動法人です。
イギリスで約60年前に車いす同士で踊るデュオ方式で発足。その後、ドイツのミュンヘン工科大学の“ゲートルート・クロムフォルツ教授"が健常者と障害を持った人が一緒に踊るコンビスタイルを考案・普及させました。
車いすに乗っている方と、健常者とがペアを組んで社交ダンス(ボールルームダンス)や、レクレーションとしてのダンスを踊ります。車いすに乗っている方を“ウィルチェア・ドライバー"(Wheelchair Driver)立ち役の健常者を“スタンディング・パートナー"(Standing Partner)と呼びます。
日本では、JBDF(日本ボールルームダンス連盟)の四本信子氏(現日本車いすダンススポーツ連盟理事長)1991年にオランダ・ドイツに留学・習得して伝え、1992年に日本車いすダンス研究会が発足しました。
老若男女を問わず、広く親しまれている社交ダンス(ボールルームダンス)と同様、スタンダード5種目(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、ウィンナーワルツ、クイックステップ)、ラテンアメリカン5種目(ルンバ、サンバ、チャチャチャ、パソドブレ、ジャイブ)の計10種目で踊ることができます。
車いすダンススポーツは1997年11月、シドニーで開催された国際パラリンピック委員会(IPC)スポーツ競技会と実行委員会の会議において、コンビスタイルでの車いすダンスをパラリンピック冬季プログラム種目として決定されました。
世界的にはIPC直属の組織として登録され、ヨーロッパ地域で世界選手権大会やヨーロッパ選手権大会も開催されています。また、1998年にはIPC公認の初の世界選手権が幕張メッセで開催され、さらに一週間後の長野パラリンピック開会式に全国から60組が参加いたしました。
日付 | 事柄 |
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